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2019.5.6

【5/6】”令和”の意味

令和 の意味】

皆さん今晩は。10日間のGWはいかがおすごしでしたか?☺️終わりが見えてしまえはあっという間…気持ちを切り替え、また明日から頑張りましょう💪
さて今日は、令和時代が幕開けして初めてのブログ更新という事で、改めてその出典、意味そしてそれに込められたメッセージを振り返りたいと思います。

令和の出典は万葉集・梅の花の歌32種の序文です。「時、初春の令月(れいげつ)にして、氣淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。」より
日本語訳は「時期は、初春の良き下強で空気は澄んで風は和らぎ、梅の花は美女が鏡の前で白こなで装うように花を開き、蘭の花の香りは身を飾った衣に香を薫ませたような匂いを漂わせている」です。
ここでの梅は、現代でいう桜のような存在🌸

これまでの元号はすべて中国由来でありましたが、今回は初めての日本由来の元号となりました❗️大きな意味を持っています。
万葉集は1200年あまり前に作られた日本最古の歌集であり、天皇や貴族だけでなく、防人や、農民までの歌を集めた歌集で、生活に深く根ざした日本国内すべての人々の心を読んだものとして知られています。
新元号令和の発表に伴い、安倍総理から令和に込められた国民へのメッセージが発表されました。
「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ咲き誇る梅のように、一人一人の日本国民がそれぞれの希望を明るく叶えるという願いを込めた」と。また、令和が万葉集を出典としたことに関しては、「歴史の大きな転換点にある現在において、日本には色あせることのない価値がある。幅広い人々の思いが詠まれた万葉集は、日本の豊かな国民文化を象徴するものであり、その日本の国柄を継いで行こう」と述べました。
そこには、”文化を育み、自然の美しさを愛でることのできる状況に感謝の念を抱きながら、新しい時代を国民の皆様と共に切り拓く。一人一人がそれぞれの梅の花を咲かせよう!”という思いとメッセージが込められています。
今一度日本の伝統と価値を再認識し、新元号令和が国民の生活に深く根ざした、日本人の一体感を紡ぐものとなればと思います。

そして「令」と「和」それぞれの持つ漢字の意味と、英訳について。
『令』→まっすぐに生きて信頼を寄せられ、多くの人に慕われる人にと願って。また、清らかな心を持った人に。
『和』→ 仲よくすること。互いに相手を大切にし、協力し合う関係にあること。「人の和」「家族の和」
また「令和」の英訳は”beautiful harmony ”であり、美しい調和を意味しています。一部海外メディアで報道されてしまいましたが、決して「命令」を意味する”order ”ではないということは、認識をしなければなりません。
それでいて、この「令和」は自由度が高いとして、現代日本を象徴していると言われています。
例えば発音です。最後が上がるのか⤴️下がるのか⤵️驚くかもしれませんが、政府発表によると「どちらでも良い」とσ(^_^;)
そして、「令」の漢字もそうです。下の部分が「マ」なのかそれとも「令」のように伸びていくのか。これも「どちらでも良い」「読めれば良い」とのこと。

1200年前の古代日本の伝統と文化を踏襲しつつ、調和と自由度にあふれたこの『令和』、なんとなく響きもよく聞こえてきます。
この新しい時代を真の意味で切り拓いていくのは、そして責任をもって背負っていけるのは私のような若い世代の政治家です。

少し長くなりましたが、この新しい時代を名実ともに築いていけるよう、改めて【誠心誠意】責任感と覚悟を持ってしっかりと頑張っていきます💪

今後とも宜しくお願いします🙇‍♂️

p.s.色んな方から教えて頂いた事を参考にしています。そして、久しぶりに、令和発表時に筆をとって書いた「令和」と共に。

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