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2020.5.26

【5/26】緊急事態宣言の解除によせて

昨日、緊急事態宣言が解除されました。
約3ヶ月間にもわたる皆様のご協力、そして命と暮らしを守る最前線でリスクと隣り合わせになりながらもご尽力頂いた皆様、現場で働く方を支えて下さった皆様に、心から感謝申し上げます。
また、お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りするとともに、ご遺族の無念をお察しいたします。そして、今もなお病と闘っておられる方の早期のご快復を祈念いたします。

この国難ともいうべき危機は、日本社会全体に大きな打撃とあらゆる影響を与えました
経済にももちろん打撃を与え、資金繰りに大変なご苦労をされている事業や法人の方もまだまだ想像を絶するほどの数がいらっしゃると思います。
実際ここのところ、国の施策である「持続化給付金」について専らお手伝いをさせて頂いておりますが、皆様の悲痛の叫びに心が蝕まれる思いです。区議会議員という立場ではありますが、だからこそできる”寄り添い”を常に頭に留め、引き続き全力で皆様の問題解決のため善処します。

さて、「あらゆる影響」と先述しました。
プラスもマイナスもということです。
新型コロナウイルスがもたらした悪影響は計り知れませんが、一方でプラスの影響も呼び起こしたと思っています。

学校ICT化の加速度アップ
②テレワーク・リモートワーク・時差出勤など働き方の変化
日本のオンライン脆弱性と普及率低さの露呈
「当たり前」「人との繋がり」の大切さ再認識
(⑤個人情報を取得しない形での「接触確認アプリ」は注目しています)

などが大きなところだと思います。
安倍総理も仰っていたように、この様なプラスの影響は今後も継続される必要があります。
日本はこれまで何度も危機を迎え、そしてその度に日本国民一丸となり協力し乗り越え、更に強い”日本”を創り上げてきました。

今回の危機もその一例に入ると思いますし、つまりこれから更に日本は強くなっていきます。
オンラインを活用した授業により子供たちの深い学びに拍車がかかり、オンの脆弱性や普及率の低さの補填のため新たなシステムが構築され認識され利用されるようになり、働き方や「職業」の概念が変わったり、でもやっぱり人間はお互い支え合っていかなければならないから、改めて「人の繋がり」に感謝することで豊かな情緒を持った日本国民が増えてくると思っています。

3ヶ月ぶりの学校再開、社会・経済活動が始まります。『新しい生活様式』とはなんなのか、模索していくところからのスタートではないでしょうか。
変化を恐れてはいけません。後戻りをしないよう、この新しい日本、東京、練馬の皆様方の生活を支えていけるような努力を続けます。

6月1日からは練馬区議会第二回定例会が始まります。更なる補正予算の早期決定に向け、区議会と役所が練馬区の両輪となりグイグイと前に進んでいけるよう、2年目〈つじ誠心〉、これからも誠心誠意、柔軟、迅速な対応を心がけて参ります。

練馬区議会議員
つじ誠心

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