地域活動

2020.6.30

【6/30】練馬光が丘病院🏥

『練馬光が丘病院 運営連絡協議会』
に委員として参加してきました🏥

6月の議会人事による初めての参加です。
大きな議事は2つ。
①コロナ禍で起きた”院内感染”について
②建設中の”新”光が丘病院について

①コロナ禍で起きた”院内感染”について
・最大で1日に8名の院内感染が発生(4/16)
・封じ込めに成功し、5/19より徐々に診療を開始
・6/1からは救急医療含め24時間態勢で通常診療に移行
〜原 因〜
⑴初発病棟に無症状感染者が紛れ込んだ
⑵転棟で他病棟にも拡大
⑶狭隘な病室やナースステーション、待合室
⑷要介護者が保菌者だった場合の必要不可欠な接触

〜対 策〜
⑴従来からあった感染症対策チームを院長直属にし、格上げ
⑵感染症対策担当の副院長を設置
⑶濃厚接触の定義に相当するような診療は行わない
⑷ユニバーサルマスキング(原則、常時マスク着用)
⑸病棟(院)内のゾーニング、動線の再確認
⑹「高頻度接触面」清拭のチェックリスト作成
⑺エアロゾール発生に対する共通認識の保持
⑻マニュアル、手引きの作成
⑼77床減とした265床での病院運営(いわゆる「背に腹はかえられぬ」というやつです…)
⑽在院10日を目標とする医療提供

全てではありませんが、上記のような対応を取っておられます。

また、今回の件で練馬光が丘病院が、”区内で唯一”『新型コロナ疑い救急医療機関』に指定されました。
これは、「東京ルール」というものに準拠しているとのことです。(初めて聞きました😱)
新型コロナ疑い救急医療機関とは簡単に言うと、「新型コロナウイルス対応のノウハウを持ち合わせている、救急搬送先として優先的に指定される病院」のことです。

一方で、一般患者にとっては若干不安があり敬遠されないかとの危惧があります。しかし名前が少し強烈なだけであって、要するに「新型コロナウイルス対応のノウハウを持ち合わせている」病院ですから、逆に皆様にとっては安心できる病院になるということです!

病院長含め、皆様にはご不安、ご心配、ご迷惑をかけてしまったと病院として深く反省しておられたので、成り代わってご報告させていただきます🙇‍♂️

②建設中の”新”光が丘病院について
・既に地鎮祭も終え、工事中
・令和4年7月、工事完了(予定)
・令和4年10月、診療開始(予定)
・1床あたりの面積が現在より6割増
・「血液内科」、「口腔外科」、「形成外科(入院患者)」、「放射線治療科」が新設され、小児科なども医者の配置を増強

400床を超える、大きな病院になります。
病床数不足問題を抱える練馬区にとっては、大きな前進になります❗️
また現在の病院跡地の利用についてですが、兼ねてから我が会派で「病院跡地を病院に!」と訴えています。(その方がコスト面も抑えられるので、一石二鳥。)

特別委員会は医療・病院整備等特別委員会に所属しておりますので、この要望が現実になるよう引き続き声をあげていきたいと思います📣

ご質問などありましたら、
「いつでも・なんでも」ご連絡下さい。

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